Castro Smith

イングランドのニューカッスルに生まれたCastro Smith(カストロ・スミス)は、シグネットリングを復活させた第一人者です。絵画や版画を学んだ後、ロンドンの歴史ある宝石街であるハットン・ガーデンで彫刻業の見習いとして働いた彼は、その後日本へ渡って日本の名工の下で金属細工や彫り物、古色着色の腕を磨きました。ヨーロッパと日本の製作工程に相互的な影響を受けた彼は、主に5000年前に遡る「篆刻」の技術を駆使し、貴金属に立体的なレリーフを逆向きに彫り込んで、歴史や生物学、神話、民話を着想源とする示唆に富んだアイテムを生み出しています。

コレクション

植物、動物、昆虫、さらには人間の心臓といった象徴的なモチーフをゴールドやシルバーに彫り込み、セラミックやロジウムプレートでさりげない色合いに仕上げた、想像力を掻き立てられる現代の寓話のような多彩なアイテムの数々は、神秘的でわずかにファンタジックな雰囲気も持ち合わせています。「Heart」、「Sunflower」、「Bird」、「Hare」、そしてシャンクからフェイス部分で罠と逃亡の物語を描いた「Trap」といったバリエーション豊かなシグネットリング、さらに「Serpent」リング、「Heart」や「Bee」ペンダントなど、このコレクションでは全体を通して繊細で緻密な寓話や、抒情的で詩的な物語が表現されています。