Courtesy of Bianca Saunders and Silvia Draz

Bianca Saunders

ロンドンに生まれ、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの修士課程を修了したビアンカ・サンダースは、自らのルーツである英国と西インドを着想源とするメンズウェアを展開しており、社会構造とジェンダーの境界を探求しています。彼女はアートや写真、映画の技法をマルチなアプローチで取り入れながら、社会の既成概念に挑むという美学に基づいたストーリーを紡いでいます。彼女の名を冠したメンズウェアブランドは、男性性と女性性、テーラードスタイルとストリートウェアの区別を曖昧にし、衣服の構造や技術の可能性を押し広げ、暗黙の了解となっている過剰な男性らしさや伝統的なメンズウェアの概念を覆しています。

コレクション

ビアンカ・サンダースのカプセルコレクションは、遊び心のあるカッティングやシルエット、流れるようなシェイプを取り入れることで昔ながらのフォルムにアレンジを加えた構築的&脱構築的でスタイリッシュなアイテムで、男性性とは何かを問います。ショルダーパッドやタックを用いてパワフルなシルエットを生み出す彼女ならではのカッティングが磨き上げられ、完成されています。革新的なデニムやプリント技術を駆使して立体感のあるデニムの上にシワの寄ったデニムを重ね、重量感と動きの錯覚を生み出します。アシンメトリーなTシャツや肩を出したトップス、はっきりとしたカラーブロッキングを施したゆとりあるシルエットのジャケットやパンツをはじめ、シワ加工やギャザー、ラッフル、プリーツを施したシャツやスウェットシャツ、ショートパンツなど、毅然としていながらもニュアンスのあるフォルムや機能性を備えたコレクションです